【京都府向日市】京都西山で活躍するイラストレーターが、全国の自販機二千台を調査し厳選本まで出版しました!
「京都西山」は洛西、長岡京市、向日市、大山崎町にまたがる広範な地域に及びます。イラストレーターの「はかなシ」さんは、西京区の若手職員らでつくる西山文化魅力発信プロジェクトで、西山のPRキャラクターの製作を手掛けました。西行法師をイメージした「さい君」、在原業平のイメージキャラ「なり様」、桂昌院のイメージキャラ「お玉ちゃん」といずれも西山ゆかりの歴史上の人物がモデルとなっています。
西山地域、乙訓地域で活躍する「はかなシ」さんには、他にちょっと変わった趣味がありました。2022年5月4日に、長岡京市、向日市、大山崎町の乙訓地域に発信する「FMおとくに86.2」のADちゃいか&COCOのRdaio Booze kに出演した「はかなシ」さんを訪ねました。
最初、仕事の話などを淡々と語る「はかなシ」さんでしたが、実は大の自動販売機フリーク。「自販機の話になるとつい興奮してしまうんです」とテンションが上がってトークが軽快に。
「高校生の頃から、ビジュアルに惹かれてなんとは無しに写真は撮っていたんですが、本格的に調べ始めたのは大学に入学した時からでした。大学に入って、ギャラリーめぐりをするようになり、今まで行った事のない街に出かける機会がぐっと増えました。そこで見かける自販機達の姿が自分の街のものと違うことに気付き、とてつもない魅力を感じたんです。」と言います。
「特に自販機のコインパネルなどは、製造会社ごとに違ったりするものもあるので、今後も詳しく調べてゆきたい」と「はかなシ」さん。ついには、全国の約2000台を調査して、その中から厳選した200台を紹介する本を出版しました。
2022年6月7日(火)~12日(日)には、京都市東山区で個展「どっぷりべんだー」を開催し、実物大のアイロンビーズ自販機始め、ミニアイロンビーズ自販機や、自販機のモチーフアイロンビーズ作品を展示します。飲料自販機本の販売や、オリジナルグッズ販売も行われます。乙訓地域のみなさん、本業のイラストレーターの依頼もよろしくお願いします。