【長岡京市】おしゃべり好きなねじりハチマキの大将がにぎる寿司がおいしい!
阪急長岡天神駅の踏切から2軒隣にお寿司屋さんがあります。ランチタイムに気になるお店はお寿司がおいしいんですよね。2025年2月20日に寄ってみました。風が強い日でのれんも大暴れの風がふく「東風鮨」(こちずし)さんです。
駅からも近いので、長岡京市のみならず大阪からもお客様が立ち寄るというお寿司屋さんです。
「ランチA」はにぎりと茶わんむしが付いて900円と嬉しいランチです。にぎりが多いときはにぎりばっかり、海鮮丼を食べている人を見ては海鮮丼を食べたくなるそうで、海鮮丼ばかりになるという人が食べているのを見て不思議とそそられるビジュアルだとか。
手際よくにぎってくれる大将の小林良仁さんはねじりはちまきがよく似合います。はじめは建築業をしていたそうですが、東京八重洲で寿司屋に弟子入りし、それから大阪での修行を積み、奥様のご実家がある長岡京市で寿司屋を始めました。今年で46年となるそうで、長岡京市と共に寿司屋を育ててこられた方ですね。
Aランチの寿司は9種類。特に「赤海老はおいしいよ」とおっしゃるだけあって、とろりと厚みのあるぷりっとした感じが幸せな一口目になりました。玉子はあつくて一口では入りません。やわらかくてほのかに甘くておいしいです。真ん中のうなぎや、「マグロのかまだよ」というシソとぴったりの相性でどんどんすすみます。別皿でシソ入りのかっぱ巻きもついて、豪華なランチですね。
「赤海老のミソはおいしいぞー」とおすすめしてくれた、濃厚なミソをいただきます。海老のミソって味わい深くて何とも言えない贅沢な味でした。さっきのざっくという音は海老を切っていたんですね。
茶わんむし付きとは嬉しいです。寿司屋に行ったら絶対にセットで食べたくなる人気の一品ですよね。以前出前で頼んだときがあったので今もやっているんですかと聞いてみると、お一人でにぎっているので、注文があればつくっておくよということでした。注文してお持ち帰りも大丈夫なようで、もちろん寿司桶に茶わんむしが付きます。長岡天満宮の梅も咲き始めたことですし、お花見をしてから近くのベンチで優雅にお寿司を食べるというお客様もいらっしゃるそうで、この春おすすめですね。
「昔はバイクで配達をしていたんだよ」という大将は長岡の道ならどこでも知っているそう。旅行が好きであちこちいろいろなお話をお聞きするほど話がとまらないユニークな大将です。ランチタイムのみの営業で11時30分から13時30分までですが、お子さん連れも大歓迎のお店です。かわいいお孫さんがいるそうで、おじいちゃん目線で「若い人にも回ってない寿司を食べてもらいたい」と優しさが溢れます。おいしいお寿司を食べにぜひ寄ってみてくださいね。取材にご協力いただきましてありがとうございます。
東風鮨はこちら↓