【長岡京市】驚くほどボリュームのある唐揚げ3つ食べられる?大満足のランチタイムに感激。

長岡京市役所の1本東側の細道を入ったところにある緑のドアが目印の済公亭(さいこうてい)さんに、2025年3月26日にランチに行ってきました。阪急長岡天神駅からは歩いて5分ぐらいで、向かっている途中は「からあげ~」と想像してしまうほど、からあげがボリューミーと人気のお店です。

済公亭うっとりするぐらい声のきれいな奥様と、一歩店内に入ると一つひとつがかわいらしく中国のものが飾ってあり、店内をぐるりと見渡しながら待っている時間も楽しい中国料理屋さんです。ランチメニューは3種類ありました。唐揚げ定食、鶏の甘酢あんかけ定食、白身魚の甘酢あんかけ定食は、迷ってしまうレパートリーですね。済公亭厨房から聞こえてくる、唐揚げたちを揚げているであろう「パチパチ」というリズミカルな油のいい音に期待をしていたら、大きな唐揚げ定食が運ばれてきました。小鉢とごはん、スープ付きです。済公亭お皿からはみ出るほどの横にも縦にも大きくどーんと乗ったこんがりと揚がった唐揚げにびっくりしました。箸で持ったらふるふるいいそうなぐらいの重量級の大きな唐揚げです。店主の大澤さんにお聞きすると、「胸肉を開いて半分に切ると2等分、もう一つと合わせて3つにしたよ。」と見た目にもこだわった、第一印象のインパクトが大きすぎる驚きの唐揚げです。食べると体がぽかぽかと熱くなるさくさくジューシーなお味です。大きいのにからっと揚がっているのは、包丁を使って鶏肉を伸ばし、火が通りやすくなるような「科学」を取り入れ、どのように揚げたらよいかを知りつくしているからだそうです。

済公亭鶏の甘酢あんかけは、「注文が入ってから野菜を切っているんだよ」という一つずつ丁寧に作っているのがわかるこだわりです。しいたけ、ピーマン、たまねぎが入っていて甘酢にからまる野菜たちと鶏がとてもマッチしていておいしい!こちらは一口で口に入るぐらいのサイズでどこを食べても柔らかいんです。鶏の甘酢あんかけもたっぷりサイズなのにどんどん食べられてしまうのは、オリジナルでつくられた甘酢が店主こだわりの調味料を配合しているからですね。

済公亭大澤さんは小さいころ、お父様のお仕事の関係で中国に住んでいました。大きな屋敷の中には外に料理を作りに行く14人のシェフと、おうちの料理を担当される6人のシェフがいたそうです。その頃は治安も悪かったため子どもが一人外に出ることができず、屋敷の敷地内で遊ぶしかなかったとか。厨房に遊びに行ってはシェフの仕事ぶりを見て、「何でも聞いて」という言葉のもと、わからないことは質問もたくさんしたそうです。遊びながら聞ける環境にあったこともありがたかったそうで、今の中国料理を作る上での原点になっているとか。人生で必要ないものは何もないという店主のお話はとてもためになりました。小さなころから親子で済公亭さんに食べに来ているお子さんが、「大きくなったよ」成長して食べに来てくれるのが嬉しいと言います。オープンして23年、体に染みわたるこだわりの定食を召し上がってみてくださいね。取材にご協力いただきありがとうございました。

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