【長岡京市】人権啓発作品などの展示と話題のスポーツ「ボッチャ」の体験もあり、子どもたちが自然と学ぶ機会になりました。
第40回長岡京市人権問題研究市民集会が2025年2月15日に中央公民館3階市民ホールにて開催されました。10時から16時まで展示やクイズラリーがあり、今話題のスポーツ「ボッチャ」の体験ができるとのことで小学生の子どもたちと一緒に行ってきました。
会場で一番目に入ったのは、長岡京市の小中学生の人権啓発作品の展示で、いろいろなメッセージが込められた絵が飾られていました。「きれいな色を使っているね」や「このメッセージはなかなかいいね」など小学生目線で友達と一緒に描かれた絵をじっくり見ている様子でした。
長岡京市の小学校では人権問題に触れる授業があり、絵を描いたり標語をつくったりする取り組みがあります。優秀な作品が飾られているので、いろんな学校の取り組みが見れてとても参考になり、いい機会となったようです。
胸にぐっとくるような言葉ばかりですね。言葉にすると伝わりやすく、一つひとつ読んではポジティブな気持ちになりますし、それぞれの個性が現れた標語でたくさんの方に知ってもらいたいと思いました。
パープルリボンは「女性への暴力の根絶を訴える」色で、オレンジリボンは「児童虐待防止のシンボル」の色です。よく胸元に2色のリボンを付けた方がいらっしゃいますが、「女性も子どもも守っていこうという意味が込められているんですよ」と教えていただきました。
その色を取り込んだ、パープルとオレンジの毛糸を使った「リボンアクセサリーづくり」や「ふわふわマスコットづくり」などワークショップも開催していました。好きな色を選んで毛糸をまいてかわいらしいボンボンでふわふわな自分だけの形をつくっていきます。
長岡京市の人材登録をされている手芸の先生がアイディアを出し教えてくれるワークショップで、昨年から始まり今年は2回目となります。多くの子どもたちが手作りを体験し楽しんでいる姿が印象的でした。
人権マスコットのたけとんの手作りはんこをつくるワークショップや先生がつくったハンコを押してしおりをつくるコーナーも人気でした。カッターなどで消しゴムを切る繊細な力仕事の部分はお父さんも協力していたようで、自分たちの手でつくりあげるオリジナルのはんことなったようです。
竹のまち長岡京を代表するマスコットですね。子どもたちにも人気で、消しゴムはんこではいろいろな形のたけとんが誕生していました。
今話題のボッチャ体験です!ルールを教えてもらい、白いボールに近づくように投げて、赤と青のボールにどちらが近づけることができるかを競います。パラリンピックから人気が急上昇なスポーツボッチャは、簡単なルールでわかりやすく、投げれば投げるだけコツをつかむことができるようでした。ちょっとずっしりとくる重たいボールを投げる機会は、子どもたちにとっても楽しい体験となり、何度も挑戦する姿が見られました。
長岡京市教育委員会と長岡京市人権啓発推進協議会の主催で行われた長岡京市人権問題研究市民集会でした。たくさんの方が見守る中、子どもたちもワークショップを楽しみながら学べたようで、クイズラリーもわかりやすく少しずつ知っていくいい機会になったと思います。これからも長岡京市の人権問題研究に注目していきたいと思います。取材にご協力いただきありがとうございました。
長岡京市役所はこちら↓