【大山崎町】1301回目の「福は内」の豆撒き!歴史ある宝寺で鬼と七福神の行列があります。

大山崎町天王山のふもとにある宝積寺(ほうしゃくじ)に2025年1月30日に節分のお話を聞きに行ってきました。こちらは2024年10月におもてなしタクシーの日高さんに連れて行ってもらったお寺で、JR山崎駅から一本道、細い登り坂をのぼりたどり着きます。通称、宝寺(たからでら)と言われ聖武天皇の勅命を受けた行基による開山だそうです。宝寺

今年の節分会は2月2日に開催され14時から法要が始まり、15時から豆撒きとなります。毎年地元の方を中心に200名ほど参加されるそうです。真言宗智山派天王山宝積寺寺石亮尚住職にお伺しました。「開山して1300年を迎え、本年2025年は1301回目の節分会です。とだえることなく続いてきている行事ですよ。」と教えていただきました。

宝寺 山伏(やまぶし)がほら貝をふくのに続いて、さまざまな鬼が行列します。行列は続き、お稚児さん、お坊さんと福男、福女が歩きます。毎年参加される方もいれば今回は新しく入った方もおり14名の福男、福女だそうです。

宝寺そして宝寺ならではの、弁財天さん、毘沙門天さん、大黒さんを祭っているのにちなんだ「七福神」として7人登場するそうです。

宝寺

皆、本堂の回廊に一列に並ぶととても圧巻だそうで想像するだけでも迫力がありそうですね。「福は内」の掛け声から始まりお札と福豆が撒かれます。まんべんなく豆が撒かれるので受け取りましょう!「福は内」にちなみ体の内側から健康になってほしいと、「福豆」は持ち帰ってぜひ食べてほしいそうです。節分が平日のときには、近くの保育所の園児も参加されるそうで今年は日曜日ですので、お子さんもご家族連れで参加されるのもいいですね。

宝寺

一般に財宝を打ち出す小槌(打出の小槌)と云われますが、宝寺は打出と小槌がそれぞれあり、つまり打出は弁財天神、小槌は大黒天神の如意御神器だそうです。宝寺大黒様は家庭の台所・食堂におられて、いつも私達を見守って下さる一番身近な神様。黄色い巾着を広げていただき、御祈祷されると願われる福を招いて、福財布に福が魂入されるそうです。「七福神さんのお守り」もとても人気のようでとてもかわいらしく華やかでした。普段から身に着けてご利益がありそうです。住職は「皆さんに福がさらに来ますように」とおっしゃっていました。ぜひ節分会に出かけてみてはいかがでしょうか。取材にご協力いただきありがとうございました。

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