【京都府長岡京市】FMおとくにの放送局長に聞きました。コミュニティー放送制作を通して感じる地域貢献への思いとは!
JR長岡京駅前のバンビオ館にある「FMおとくにMHz86.2」のスタジオで、2022年6月21日(火)の10:30から放送される「さわやかおとくに」を取材させていただきました。月曜日から金曜日まで毎日放送される同番組のパーソナリティーは、 がんちゃんとだーちゃんからなるバンブーショットのお二人です。朝の情報番組として、毎日の天候や行事案内などの基本情報を提供するとともに、曜日によって健康、長岡京市や市議会情報、私の会社やお店の紹介、星座の話などのコーナーが設けられています。
そしてこのさわやかおとくにのパーソナリティーのがんちゃんこそが、FMおとくにを立ち上げた岩木勝二さん、現放送局長なんです。地域貢献にかける篤い思いを語っていただきました。
FMおとくには、3年半前、現在の中小路市長の1期目に公約にも掲げられていた、「災害や緊急時などに拠点となって市民に役に立つコミュニティーFM局を」との趣旨で立ち上げられました。誰がするかとなった際に当時、街おこしのイベント企画などを手掛けていた岩木局長とだーちゃんこと小田智史さんに白羽の矢が。独立性を保つため行政の補助等には頼らず、一般社団法人として「乙訓地域の人たちと一緒に自分たちで創って自分たちで放送してきた。」と言います。
現在活躍するユニークなパーソナリティーたちも、「外からプロを招請するのではなく、自前で地元民を一から育て、アーティストはもとより、地域の様々な分野で活躍する地場産業や住民の人たちと一緒に地元の人に聞いてもらう番組を創り上げてきた。」のだそう。2018年12月2日に始まったFMおとくにも現在は、JR長岡京駅前のバンビオ館とイオン桂川サテライト、阪急長岡天神駅前PUB GUMP内にオープンスタジオを有します。PUB GUMPは実は岩木局長の経営するお店です。
コロナ禍でも、FMおとくには、市民目線で様々な情報を発信し、本来の役割を発揮をして大活躍しました。岩木局長は、阪神淡路大震災の際に地域の細かな情報を伝える手段がラジオだったこと、以来、全国に500のFM局が出来てきていることも例に出して、「ラジオ局を創りたかったのではなく、地域のコミュニティー放送をしたいんです。乙訓地域の人に話しかけるような番組をつくっています。これからも、街の情報を街の人で創って、街の人に聞いてもらい愛される放送を続けていきたい。」と意気込みを語ってくださいました。
今後もFMおとくにの放送に目が離せませんね!