【京都府長岡京市】新緑に覆われる幻想的世界 紅葉の名所光明寺を5月19日に歩いてみました!
長岡京市西山のふもと、粟生広谷にある西山浄土宗の総本山光明寺は京都屈指の紅葉の名所として知られます。初夏にかけては青もみじを始め境内中が新緑に覆われ、幻想的世界を醸し出します。
2022年5月19日、新緑に包まれた光明寺の境内を散策しました。見どころはなんといっても、総門から表参道「女人坂」のなだらかな石段を登って、御影堂へと続く一面の青もみじのアーチです。
光明寺もまた応仁の乱をはじめ、何度か火災にあっています。伽藍の中心となる御影堂もしかりです。現在の建物は宝暦3(1754)年に建てられたもので、京都の浄土宗寺院本堂としては最大級で、長岡京市では最大の木造建築です。御本尊は法然上人自身の作「張子の御影」を奉安しています。
受付から表参道へと続く往路は、薬医門を中心とした「もみじ参道」の青もみじのトンネルが、紅葉シーズンとは違った魅力があって素敵です。
光明寺は、1198(建久九)年、法然上人の弟子となった熊谷蓮生(れんせい)法師(熊谷次郎直実)によって、この地に御堂を造立したのが始まりです。師である法然上人を開山一世と仰ぎ、自らは二世となり、法然上人から「念仏三昧院」の寺号も与えられました。
紅葉の時期と違って静かに散策できますよ! なお、光明寺には駐車場はありません。近隣も全面駐車禁止です。車での参拝はご遠慮ください。必ず公共の交通機関を使って行かれるようお願いいたします。掲載写真は光明寺様撮影掲載許可済みです。