【京都府長岡京市】アヤメ、カキツバタ、スイレン。天神さんの池で水生植物花の華麗な饗宴。見分け方教えてもらいました!
長岡天満宮の参道ともなる八条ヶ池の中ほどにある「カキツバタ園」で、2022年5月11日、アヤメやカキツバタ、スイレンの花が咲き誇り見ごろを迎えています。
「八条ヶ池は、寛永15年(1638)、桂離宮を造営した八条宮智忠親王によって築造されました。天王山から愛宕山まで、悠々とした西山を借景とし、天満宮の前庭として社観を高めると共に、灌漑用水としての役割を果たしています。」(以上長岡京市ホームページより抜粋 長岡京市商工観光課掲載抜粋許可済み)
ところで、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの見分け方ご存じですか。長岡京市商工観光課に教えていただきました。アヤメは、花びらの付け根にある黄色と紫の網目模様が特徴。花は青紫の「アヤメ色」の花を咲かせるものが多いですが、品種によっては白い花を咲かせるものもあります。八条ヶ池のアヤメは、長岡京市の姉妹都市である伊豆長岡町(現在の伊豆の国市)から寄贈されたものだそうです。
一方、カキツバタは、花びらの付け根に白い筋があることが特徴です。
ハナショウブは、花びらの根元に黄色い筋があります。それぞれ花の付け根に特徴があったんですね。ハナショウブはまだこれから咲き始めます。
苑内では、すでにスイレンが初秋まで咲き誇っています。スイレンは日差しが弱くなると花を閉じるその姿が、あたかも眠るようなことから睡眠の「睡」の字がついて睡蓮と名づけられたと言います。初夏には蓮の花も咲き誇り、苑内では、夏越の長期間にわたって水花たちを愛でることができます。
ほんとに暖かくなってきました。自然の恵みで涼をとって癒されてみませんか!