【京都府長岡京市】夏祭り1番乗り、商店街の垣根超え出店も多数　何故こんなに元気？　神足商店会長に聞きました！　

　JR長岡京駅の西口から、少し西に行くと、南北の通りとなる西国街道があります。駅前と石畳の整備されたその街道沿いにあるのが神足商店会です。正確な記録はないのですが、神足商店会は、昭和20年代に創立したとされる由緒ある商店会です。

　「お好み焼き 鉄板焼き ふじおか」は、国産小麦へのこだわりはもちろん、京都市北大路の広田ソースを使用、だしを取る水は和歌山県橋本のこののまで「くさらない水」を取りに行くほど、食材にこだわったお好み焼き屋さんです。

　その「ふじおか」の店主、藤岡良樹さんが神足商店会の会長に就任したのが3年前でした。就任して以来、会員の利益を守るため、見舞金の支給やマスク、サーキュレーターの配布、駅前の清掃や、緑のサポーターなど、コロナ禍でも実行できる取り組みを行ってきました。そんな取り組みを見て新たな会員も増え、2022年7月15日現在で、会員数63店舗へと順調に躍進しています。

　藤岡会長は、「かつては私が子どもの頃でも、神足駅から西国街道に沿って、肉屋、魚屋、酒屋、靴屋、豆腐屋、お茶屋、パン屋、牛乳屋、金物屋、たばこ屋と必要なものが何でもそろうような様々な個人商店がありました。しかし、ここ20年間でかなりのお店が閉店しましたね。50年前は、西国街道が歩行者天国になって夜店にたくさんの人が溢れていました。そんな楽しい街を復活したいんです」と話します。

2022年7月23日（土）、24日（日）には、長岡京市内の4商店街の中でも、一番手で夏祭りを開催します。会場となるJR長岡京西口前のバンビオ広場では、ダンスやカラオケ大会、電動自転車なども当たる大抽選会などが行われる他、マルシェには、商店街の垣根を超えて、商工会や他の商店街からも多数出店されます。クレープやたこ焼きなどのキッチンカーも登場します。

　新型コロナも暑い夏も吹き飛ばす夏祭りにぜひ、足をお運びください！