【長岡京市】日本酒文化を語ると話が止まらない、日本酒の世界が新たに広がる奥深さ。
一般社団法人京都中小企業家同友会乙訓支部の8月例会があると聞いて、2025年8月26日に長岡京市産業文化会館に行ってきました。一般社団法人京都中小企業家同友会は中小企業家の集まりで、よい会社をつくろうと交流を深め活動されています。月に1回の例会では、いろいろな分野職種の方が発表をするそうです。
今回は「日本酒文化を語る」として乙訓支部の多貝酒店多貝有美さんが日本酒のことについて教えてくださいました。日本酒とは日本でつくられたお米で日本で醸造されたものなど基準があり、詳しく説明を聞くと深く知りたくなります。
京都は蔵元さんがたくさんあり、作り方はシンプルですがそれぞれがこだわり抜いた醸造の仕方によって味が違い、魅力を発揮します。いつも吞んでいるという方は好みがわかるかもしれませんが、なかなか多くの種類を知ることが難しいので、日本酒の飲み比べということで、好みの味を探していきます。
一人ずつに配られたマイおちょこを手に、いろいろな種類のお酒を試していきます。「このお酒は飲みやすい」「おいしいのをみつけた」など会話がはずんでいましたよ。
日本酒作りにはお米が大切で、普段食べているお米とは違い酒造好適米(酒米)で作られているそうです。そのなかでも、「山田錦」と「五百万石」「祝」など種類があるそうです。こちらの原料米は祝(いわい)で特に山廃仕込みとおっしゃっていました。よく見るとラベルにいろいろな情報が載っているので、これは何かと見てみるのも面白く感じました。
いろいろな種類を楽しみたいからこそのおちょこにナミナミつがずに、少しずつ試してみる配分が難しいですね。おちょこの容量は36mlから45mlだそうで日本酒の適量は1日に180mlと言われており、「ふつうサイズのお猪口で5杯くらいが適量」だそうですが、この日の試飲は、5種類と変わり種3種類、原料米を当てるクイズが4種類あったので、ついつい呑みすぎてしまいますね。
「酒のアテ」はくらしまさんのお酒に合う濃くて酒呑みにぴったりのものばかり。どちらもすすみます。
深く知っていくと味がわかるようになり、好みの味や呑み心地も関心が出てきますね。日本酒のことを知って日本酒の世界に踏み入れた日でした。撮影、取材にご協力いただきありがとうございます。
産業文化会館はこちら↓