【長岡京市】夏休みのこどもたちにも人気! 頭の中の理想を3Dプリンターでつくり上げよう。
夏休みに入り、だいぶ前から気になっていた3Dプリンター教室の予約がとれたので、8月16日に行ってきました。長岡京市中央生涯学習センターで開催している絵がとびだす不思議メカとして、今注目の教室です。今回は子ども向けで、全3回の開催です。低学年コースと高学年コースに分かれており、3階の特別展示室での開催を楽しみにしていました。子どもに「3Dプリンターって知ってる?」と聞いてみると、動画で見たことがあるらしく少し興味を持っていました。
京都3Dデータ活用研究会の根津将之さんに「3Dプリンターを見たことがある人?」など小学生低学年の子供たちにもわかりやすく教えていただきます。どんなものが3Dプリンターでできているかなど考えるとおもしろいですね。
根津さんは以前長岡京市にあったエス・ラボさんが3Dプリンターを寄贈された2017年8月から縁がありこの3Dプリンターを普及する活動を続けておられるそうです。立体のものができあがっていくのを見ているのはとても不思議で、機械の動きの速さにも驚きますよ。
Bambu Lab AI miniはシンプルな形ですが、220度近くまで温度が上がり上下運動によって細かく設計された内容を立体的に仕上げることができる3Dプリンターです。今年から導入された新しい機械で、精密なのに小学生にも使えるように教えていただきます。
パソコンを使い、書いた絵は右側の画面に立体で作られていき、形を変えたり高さをみたり、どんな形にするか少しずつつけ加えていきます。
子どもたちも興味津々で絵を描いて立体になるのを想像して、大きさなどを調整します。まだ絵を描いているときには想像はできていなかったようですが、3Dプリンターが動き始めるとウキウキしてできあがるのが楽しみなようです。
0.2mmずつ上がっていき、中は空洞なようです。手のひらサイズで大体30分ぐらいでできあがります。大きな作品になるとそれ以上時間がかかるので、どのぐらいの時間でできるのかというのも算出でき参考になりました。
細長い繊維状のフィラメントと呼ばれるプラスチックでできていて、トウモロコシが原料なので、繊維分解して土に入れておくと土に戻る環境に優しいプラスチックだそうです。SDGsにもなるんですよと聞くと「えーそうなんだ」と沸いていました。最近は出来上がったものが多いので、こんなのができるよ、やってみたいなと興味がわくようなオリジナルの作品をぜひつくってほしいそうです。アイディア次第でいろいろな3Dのものができあがる体験を満喫されたようでした。
つくられた作品をみるととても参考になりました。取材、撮影にご協力いただきありがとうございました。
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