【長岡京市】兄弟そろっての「現代の名工」受賞に驚きと感激!それぞれの和菓子職人の技が光輝く。

かつてまぼろしといわれる都があった長岡京で新たな「現代の名工」が誕生しました。姉、弟の兄弟そろっての受賞ということで喜びの声を聞きに2025年2月12日に行ってきました。

「現代の名工」を受賞をしたのは、長岡京市セブン通りにある菓子処喜久春の社長、西山基文さん(弟)と南向由美子さん(姉)のお二人です。同じ2025年に兄弟そろっての受賞となり、昭和53年創業のお父様喜久治さんは平成25年に「現代の名工」を受賞されています。喜久春

お二人にお聞きすると「賞をいただいたことで励みになり、まだまだ精進して頑張っていきたい」という喜びの声をおっしゃっていました。姉の由美子さんは、あんこを使った和菓子のケーキ「和ケーキ」など、グルテンフリーでアレルゲンなど気にせず食べることができ、さらにかわいらしい上生菓子が評価されての受賞だそうです。

現代の名工弟の基文(もとふみ、弟)さんは菓子製造の上でSDGsに特化し、食材の栄養素を余すところなく取り込み本来おいしさをさらに引き出す技術を評価されました。和菓子職人の家に育った幼いころは、洋菓子が好き、和菓子はあまり食べなかったというお二人が、和菓子の本当のおいしさに気が付いたのは、実際に自分で和菓子をつくるようになってからのことだそうです。

基文さんは、8年ほど前から立命館中学校の生徒たちと年に1回コラボ商品の開発を行って学園祭で販売したりしていらっしゃいます。コラボすることでデザインにも新しい発見があり、SDGsにも目を向けるようになったそうです。お菓子教室を開いたり、和菓子の味を知ってもらおうと技を伝承することにも力をいれていらっしゃいます。現代の名工由美子さんは、女性目線を大切にされており、「こんなのつくれへんかな」とアイディアを出したりお客様に喜んでもらえるように、いつも新しい挑戦を続けていらっしゃいます。

銘菓「たけのこ最中」など先代がつくり上げてきたお菓子は、材料の変化などによっても少しずつ味を変え、引継ぎながらやっていらっしゃるそうです。おいしいもの、好きなものをつくることで、おいしさと喜びがお客様にも伝わり、最高の一口を感じることができます。「和菓子で感動と笑顔を届ける」という理念で、若い世代の方にもぜひ食べてもらって、伝統文化を感じてほしいそうです。喜久春のおいしい和菓子を食べてみてくださいね。取材にご協力いただきありがとうございました。

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