【長岡京市】つながりから広がる作品づくり!この空間の雰囲気が手作りという作品をさらにみんなの楽しみにかえています。
西国街道にある長岡京市立神足ふれあい町家で「クラフト宙と仲間たち」が開催中ですので2024年12月21日に行ってきました。開催は12月1日から2025年1月29日までです。
江戸時代末期に建てられた町家なので風情のある雰囲気で一歩入ってみたくなる外観なんですよね。20年以上営業をされているので、一度は通ったことがある方も多いと思います。国登録有形文化財として人々が集い、文化を発信するという利用の仕方ができ、和室も一度は踏み入れてみたい町家です。
入り口付近には催しの案内と、レトロな駄菓子が並んでいました。子どもたちも遊びに来る気軽な雰囲気で入りやすいですね。地元の名産品なども販売しています。「クラフト宙と仲間たち」は前回は2024年2月と3月に開催されていましたので今回が2回目です。お昼を過ぎたころからのお客様が多いそうで、「クラフト宙さんを見に来ました」と来られるお客様がゆったりとした雰囲気の中で作品を見られています。展示室のとなりの町家の喫茶では、寒い季節になってきたからかあたたかい麺類などが人気でゆっくりと休憩することもできます。
クラフト宙さんは長岡京市のセブン通りでお店をされていて、年代を問わず多くの方から人気がある作家さんです。かわいらしい小物を手にとるとどうしても連れて帰りたくなります。かわいい海外のバッジやキーリングなど、手にとられる方はみんな自分だけではなくお友達の分もと言ってしまうほどファンが多いです。こちらのギャラリースペースでは展示もクラフト宙さんと多くの作家さんの作品があります。小物を作るのが大好きな方、お店をされていらっしゃる方からまったくの素人さんまで年齢はいろいろで、つくるのが好きでご自分の趣味を生きがいにされたり作品を通じての交流を大いに楽しんでいる方がたくさんいらっしゃるそうです。
かわいらしいポストカードやクリスマスカードも手作りだそうです。メッセージを一言そえてあげたくなるやわらかな雰囲気でした。
作家さんの中では、小物をつくることが好きでたくさんつくってはお知り合いにプレゼントしていたという方も。その作品を多くの方に見てもらい、売ってみるという少し外に出て作家デビューをした方もいます。つながりが新しい楽しみを生み、情報を交換することで、また新たな作品が生まれるよい効果があるそうです。たくさんの方のチャレンジする空間を提供している神足ふれあい町家へぜひ遊びに行ってみてくださいね。取材にご協力いただきありがとうございました。
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