【大山崎町】ふらりと寄ってみたら読みたくなる本と出逢える、居心地のよいお店。
秋の陽気漂う気持ちのいい日、「第18回大山崎おもてなしアンヌアーレ2025」のおもてなしマップを片手にふらりとしていると、Puolukka Millさんの本と糸の店にたどり着きました。3日間あるイベントの最終日で2025年11月23日はたくさんの方がいろんなお店をまわっていましたよ。
一歩靴を脱いで店内に入ると、本もあるし糸もあるし、雑貨もあるし、夢の詰まった空間で目が泳ぎます。「絵手紙の本ないですか」「家具の本ないですか」と何かを探しに来られる方や「しゃれてるものを日々勉強しているの」と明るく話すお客様がふらりと来られていました。
たくさんの本が並んでいるので、本をお手にとりどうかなと悩むと店内は「大渋滞してますよ」というほどたくさんのお客様が来られていたようです。
この本屋さんは2年前からオープンしているそうで、Puolukka Millの折小野和広さんがおすすめする本が並んでいます。20歳ぐらいのころの夢は映画に携わる人で、映画館で仕事をしていたときに、暇な時間帯に本を読んでいるうちに本の魅力にどんどんはまり、今では本に携わる方となっています。
本を読みたくても読めないという人は、「思い切って本を片手に京都御所に行くのをおすすめします」とおっしゃっていました。広い空間で、本だけと向き合う時間をつくることで、誰にも邪魔されず本がどんどん読めていくそうです。
小説を読むのが好きで、書くことにもチャレンジし、「十七回目の世界」で京都文学賞、優秀賞を受賞しました。店主の大山崎町を舞台にSF小説としておもしろい世界が広がっています。住んでいる場所を舞台にした小説なんて魅力的ですよね。ちょっとずつ読んでいこうかなと思っています。
言葉というものは大切に紡げば紡ぐほど、あたたかくて愛に満ちたものとなるなと感じるほど、ほっと一息つける、ちょっと先へ進んでみようかなと思える場所でした。多くの人が集まり、会話を交わして笑顔で「じゃあね」と言える、そしてまた会ったときには、それ以上に親しくなれそうな雰囲気をもつ本屋ですのでぜひ行ってみてくださいね。取材、撮影にご協力いただきありがとうございます。
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