【大山崎町】「京都子ども探究博」で子どもたちが企業の技術を体験。触れることで好きを見つけるイベント。
秋晴れの中、大山崎にあるアート&テクノロジー・ヴィレッジ京都で「京都子ども探究博」が開催されましたので、2025年10月19日に行ってきました。京都機械金属中小企業青年連絡会のブースでは、フリーゾーンを含めて6つの体験ができるコーナーがありました。「モノづくりでつなぐ未来と地球」と題して京都府内の会員さんでどんな体験にするか決めたそうです。メッキブースが珍しく、人気とのことで整理券を配り時間ごとに体験します。自分の好きなものを見つけ、「なぜ?」という問いを育てるプログラムになっています。
セットプレスに金属を入れてハンドルを回すとスプーンの形になる体験もありました。力が結構いるようですが、「自分でつくった金属のスプーンを家で使ってもらいたいですね」 と子どもたちの笑顔を考えられていました。
いろいろな形の金属のコマを自由に回して遊んでいいブースでは、形や材質にはたくさんの種類があることを知ってもらうために「好きなだけ遊んでね」とコマ遊びも人気です。
金属をつくるものだけでもいろいろなものづくりを体験できます。
株式会社椿本チエインでは、チェーンの会社ということもあって、チェーンの組み立て体験をしていました。最新の三輪自転車の試乗体験もあります。後ろに荷物を載せる台も低いので、持ち上げる力も少なくて済み、小回りも効いてスムーズに旋回が可能だそうです。
この三輪自転車の荷台に何を乗せたいかアイディアを聞いて、着想からヒントを得て開発に役立てていきたいとおっしゃっていました。三輪は後ろのタイヤがぐらぐらと動きスイングするので、物流会社でも使用されているそうです。子どもたちのキラキラした探究心が印象的でした。取材、撮影にご協力いただきありがとうございます。
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