【大山崎町】地域の人とつながる「星降るアートな盆踊り」8月11日開催 アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都で初の夏イベント
京都府乙訓郡大山崎町に新しく誕生した注目施設「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)」で、2025年8月11日に初の大型ナイトイベント「星降るアートな盆踊り」が開催されます。新幹線からも見える大山崎の地に広がるATVKは、AIやロボットなど最先端技術と、人間の感性や京都らしい文化やアートを融合させる“未来の拠点”として整備が進められている施設です。日本にはここにしかない「アートとテクノロジーを融合する」場所で、この夏、思いっきりアートを感じることができる市民参加型の盆踊りイベントとなります。
今回の盆踊りのテーマは、「インクルーシブ=すべての人が参加できること」そして、初めてでも踊れるようにプロによる振付ワークショップもあり、大山崎音頭・炭抗節、東京音頭など四季折々の風物や名所を織り込んだ音頭を一緒に踊ることで、日本の伝統文化を体感することができます。
音楽や踊りは「誰でも自然に体が動きたくなるような」夏らしいもので構成されているっそうで、世代を超えた交流が生まれる場として魅力があります。スタッフや地元ボランティアのサポートも充実していますので、ぜひ参加してみてくださいね。高齢の方も小さな子どもも障害のある方もみんなが一緒に楽しめるよう、会場ではバリアフリー設計や安心できる休憩スペースも完備されています。
日が沈む時間帯には、幻想的なライティング演出や“星空アート”も登場予定です。夜空の下、光と音が溶け合う空間となり、特別なひとときを過ごすことができます。
ATVKの構想を推進している京都府参与で元副知事の山下晃正さんにお話をお聞きしました。企業誘致や文化政策の第一線で活躍しており、同施設の「村長」を務めています。京都は世界中から人が集まる場所で、特にATVKが立地する大山崎町は自然豊かで歴史深いこの地域の特性を生かすことができ「人間中心のテクノロジーを育てるのにふさわしい場所」だと言います。千年の歴史を持つ京都は、内容は様々ですがみんながアート好きで四季を感じながらコミュニティを育てています。地域とのつながりを深める貴重な機会となればと、多世代交流をする集まる場所をつくりたいという構想があるそうです。盆踊りの将来的な構想としては、「子どもたちが作った歌で踊る」という新たな試みも進行中です。京都大学で開発されたAI音楽生成ツール「Creevo」を使えば、子どもが書いた詩にメロディが付き、誰でも自分の曲を生み出すことができます。「来年以降は、その曲で盆踊りをしてみたい」と山下さん。ATVKは、地域のこどもたちや若者たちの“創造の場”にもなろうとしています。会場にはキッチンカーが並び、軽食やドリンクの販売も。さらに、アート作品の展示や縁日、ヤッターワンオブジェでフォトスポットもあります。日常の中でテクノロジーやアートに触れられるこの空間でこの夏、大山崎町で生まれる新しい盆踊りが子どもにとっても大人にとっても、地域と未来をつなぐ第一歩として忘れられない“夏の思い出”になりそうです。ぜひ皆さんで出かけてみてくださいね。
《イベント情報》
星降るアートな盆踊り in ATVK
日時: 2025年8月11日(月・祝)16:00〜20:00頃(予定)
会場: アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(京都府乙訓郡大山崎町大山崎小字鏡田30-1)
入場: 無料(雨天決行、荒天中止)
主催: アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)
アクセス: JR山崎駅または阪急大山崎駅から無料ジャンボタクシー送迎あり(17:00~20:30)徒歩圏内/駐車場100台
※今後の詳細情報や雨天時の対応などは、ATVK公式サイトをご確認ください
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