【向日市】挑戦する「105%CUP Vol.5」開催と「ローカルヒーロー」の決定で大盛り上がりのBMX。
京都向日町競輪場の隣にある「サイクルパーク京都」に2025年3月9日に行ってきました。サイクルパーク京都にはBMXの体験、練習ができる場所があります。長岡京市から向日市へ向かう途中の道を通ると競輪場側に大きなコースがあるのを見かけて気になっている方も多いですよね。BMXフリースタイル・パーク種目の大会を開催できる本格的なセクションやパンプトラックなどが設置されています。子どもたちを連れていくと、ちょうど大会を開催しているところでした。
お天気もよく盛り上がっている中、株式会社JPFのBMXインストラクターでサイクルスポーツの普及に尽力されている佐伯進さんにお話をお聞きしました。
こちらでは6歳から20代のライダーが中心に練習をしており、「人の成長機会を与え続ける」という理念で「105%CUP Vol.5」を開催しているそうです。新たな技に挑戦するための背中を押す大会で、100%の力から勇気を出して一歩先に進む自分の力以上の5%をプラスさせ105%に試みるというものだそうです。
大きな声援がばねになり力以上のものを発揮したときに成長するときをみんなで見て応援し、公式戦とは違う105%の挑戦をしたライダーが勝利となります。
それぞれのライダーが自分の力を出し切って少しずつ駆け上がって挑戦しました。表彰された6名のライダーは力を発揮しすがすがしい笑顔でした。
この日のもう一つの大会、ローカルのための大会は今回初開催です。全国を6ブロック(北海道、東北/関東/中部/近畿/中国、四国/九州、沖縄)に分け各地域で行われる大会をもとに地域代表ライダーを1名選出するそうです。近畿の代表に選ばれたライダーが「ローカルヒーロー」としてJapanCup2大会分の出場権を手にすることができます!
1人45秒を2階走り良い方を得点とします。この日「ローカルヒーロー」として優勝したのは、小学5年生の細川彩葉(いろは)さんです。8歳のころから毎週末に練習を続け少しずつ力をつけていったそうです。彩葉さんは「次の大会でも1位をとれるように頑張ります」と意気込みを嬉しそうに発していました。
BMXの初心者から上級者まで幅広く利用ができるそうです。始めるきっかけは様々ですが、「見てかっこいいと思うか、怖いと感じるか」と佐伯さんは言っていました。わくわくするようだったら一度走ってみるはじめどきかもしれません。爽快な笑顔で技に挑戦するライダーたちはかっこよく見えましたよ。新たな挑戦を始めてみてはいかがでしょうか。写真は許可をとっています。取材にご協力いただきありがとうございました。
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