【向日市】米糀の優しさが染み出たゆっくりと味わいたいパン。サンドが絶品で毎日の日替わりが楽しみ。

友人に向日市の読み方を聞かれてはっとしました。以外に難しい読み方なのかもしれません。「むこうし」と読みますよ。向日市は阪急電車とJRのどちらも比較的近くに駅があるので電車での移動も便利です。名店もそろっているので、探索しながら好みのお店をみつけるのも楽しいですよね。小麦の糀

ぐるっと乙訓・洛西めぐりを見ながら、ちょうど阪急東向日駅とJR向日町駅の間がぐらいにあるお店にパン工房「小麦の糀」さんに2025年2月26日に行ってきました。糀と書いて「はな」と読みますよ。ショーケースにはいろいろなコッペパンのサンドがいっぱいありました。

小麦の糀店長の中野雅透(まさゆき)さんにお聞きすると、「選んでもらう楽しさ」を提供したいと米こうじのコッペサンドをはじめられたそうです。日替わりのサンドに加えて、その場で選んでもらえる甘い系のクリームは組み合わせ自由です。自分の好みで中身を変えられるなんて、好みの組み合わせが食べておいしかったら満足感が半端なく感じられる至福のサンドではないですか。人気はやはり粒あん生クリームだそうですよ。

小麦の糀中野さんは、伏見稲荷の近くにある3代続くパン屋で長年修行をされました。コロナの期間を経て独立し、この向日市で米糀を使ったパン屋を2022年6月にオープンしました。米糀をパウダーにしたものをパンに入れることで小麦粉の風味を引きたて、バターを少量に抑えてもふわったした食感が長持ちするそうです。オリジナルレシピでつくられるパンは食べ進めるたびに、もっとほしいと思ってしまうほどすっと体に吸い込まれていきます。

小麦の糀

午前中になると近くの方もたくさん買いに来られ、杖をついたお年を召した方は待っている間この椅子で一息つかれるそうです。ちょっとした優しさが響く店内で、パンの香りに包まれながら、食べるパンを想像して待つなんて素敵な時間を皆さん過ごしていらっしゃるのですね。週末はご家族で、平日は若いお母さんと、幅広い年代の方に人気のあるパン屋です。

小麦の糀

曜日ごとに変わるサンドのメニューは、人気の種類がそろっています。この日は水曜日、れんこんつくねハンバーグ入りのコッペパンでした。手作りでこねて焼かれたれんこんつくねは、ほのかにシソのいい食感とやわらかさが抜群のれんこんつくねに、コッペパンがよく合う! 見事なバランスでとてもおいしいです。週によってもかわるメニューなので、ファンになって通ったらいつも違うお味を選べるという特権がありますね。

小麦の糀

最初はコッペパンとメロンパンと食パンだけだったそうですが、お客様から要望がかなりあり、ほかにもパンの種類をふやしています。糀を使っているからこそのやわらかい口の中に広がる体にとり入れやすいお味は店長の優しさでできているのですね。「米」偏に花と書くのは蒸した米に麹菌の白いふわふわの菌糸が生えている様子が、米に花が咲いているように見え、生まれた漢字だそうで、「はな」と読むのも納得です。

小麦の糀もっちりした生地なのにさくっと食べれるパンの虜になる方が続出で、とても人気のお店ですよ。「どの組み合わせがお好きがぜひ試してほしい」そうです。

小麦の糀一度口に入れてしまえば、もう次々と手が伸びてしまう、ソフトな食感がくせになるパンです。おいしいコッペパンを求めてぜひ一度のぞいてみてくださいね。取材にご協力いただきましてありがとうございます。

パン工房小麦の糀はこちら↓

 

harru

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