【長岡京市】明智光秀とガラシャゆかりの地である勝竜寺城公園で、9/7第33回「名月の宴」が開催されました。

2024年9月7日に第33回「名月の宴」が明智光秀と細川ガラシャのゆかりの地として知られる勝竜寺城公園で開催されました。長岡京市の文化人9組の団体が大正琴、日本舞踊、尺八、能管、詩吟、三味線など夕暮れどきから芸能を発表する夕べです。

名月の宴

だんだんと周りが薄暗くなり勝竜寺城も幻想的な雰囲気になりました。主催は長岡京市文化協会で毎年この時期に開催されます。

舞台に向かって席が設けられ、年代を問わず集まったお客様でいっぱいです。

子供たちも一番前の席でのんびりと聞いています。能管の演奏では、野中久美子さんがお玉さん(ガラシャ)の洗礼名であるグレイスが入った曲、アメイジング・グレイスを見事に吹き、「ええ音色やな」と聞き入る声も。夜空のもと、ガラシャへの空想の世界を広げました。

詩吟では「西山流吟詠会」の多貝芳風さんの吟じる独特の節回しも響き渡り心地よかったです。

秋を感じる月見だんごに日本の伝統食文化を感じ、夜の宴を盛り上げます。

地域の子供たちが牛乳パックでつくったランタンも淡い光を放っていました。文化協会の会場を整備している方にお伺いすると、毎年人気の工作で今年は50名ほどが参加し作品をつくったそうです。見入る方も多く、近くの方とも話がはずむランタンは暗い足元を照らします。

名月の宴

お茶席では、昨年度文化交流賞を受賞されていらっしゃる裏千家茶道師範の佐山宗準先生がお入れになられたお抹茶を繊細な甘みがおいしい九州大宰府の清香殿と一緒にいただきます。

名月の宴おとなりさんバンブーランドのボランティアのみなさんの手作りの竹灯籠です。電気ドリル、糸のこで加工した作品は2週間から1か月ほど製作時間をかけ丁寧につくられています。繊細で見入る方もたくさんいらっしゃいました。勝龍寺城の虫の声も響きわたる幻想的な空間でした。

勝竜寺城公園では、11月10日に長岡京ガラシャ祭りが開催されお輿入れ行列の終着点として玉と忠興の婚礼の儀を執り行うそうです。ご興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか。

お忙しいところ、取材にご協力いただきまして、ありがとうございました。

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