【京都府長岡京市】JR長岡京駅から徒歩5分 野菜ソムリエプロが厳選した旬の味をたっぷり過ぎるほど堪能できる店
JR長岡京駅から線路沿いに少し歩いた所にある「野菜家きょうちゃん」を2022年8月25日に訪問して野菜三昧をしてきました。
「野菜家きょうちゃん」には、造り、焼き魚、焼肉丼や餃子といった小料理屋さんで出てくる料理は一通りありますが、どの料理にもふんだんに野菜が添えられています。店主の倉松京子さんによると「乙訓地域を始め、各地の産直市場を巡って、新鮮な旬の野菜を仕入れてくる」のだそう。
焼き万願寺唐辛子、ゴーヤのフリッター、水ナス、ズッキーニのPIZA風、なすとトマトのチーズ焼きなど、メニュー欄の「季節の野菜」を見るとその時期の旬の食材が分かります。万願寺唐辛子を始め、どれもこれもむちゃくちゃ美味かったです。春には地元産の新鮮な旬のタケノコ料理も出していたそうです。
「野菜の力を引き出すお手伝いをしているだけなんですよ。素材の味がどっかにいくような料理はしません。」という倉松さんは、日本野菜ソムリエ協会の認定する野菜ソムリエ資格の中でも上級で、野菜・果物の専門的な知識を身に付け、社会に価値を伝えるスペシャリストとされる野菜ソムリエプロの資格を有しています。
昼呑みができるのも魅力。13時から、仕込みをしてるので、ついでに開けている感じなのだそう。「野菜家きょうちゃん」で美味いのは実は野菜だけではありません。かつての縁で、土佐清水から新鮮なカツオやサバなども届きます。「土佐清水サバは同じ黒潮海流で大分側で水揚げしたブランドの関サバと同じもの。良質の同じ魚が高知側で獲れるとリーズナブルなんですよ」と教えていただきました。
倉松さんのもう一つの顔は、ベジフルフラワーアーティストプロフェッサーです。「形が変わっていたり色がまだらだったりと個性あふれる野菜たちを主役にオブジェやブーケにすることでB品やはね品と呼ばれている野菜を活躍させています。もちろん食べるという前提で制作するので、針金やオアシスなどは使用しない」と言います。夜は、仕事から帰って来た仲のいいマスターと二人で切り盛りされています。
線路沿いのカーブを曲がった見えにくいところに店はありますが、探していく価値は絶対ありますよ!
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